学習塾に防犯カメラは必須?導入するメリットをご紹介!
更新日: 2021/09/30
学習塾では通塾者が犯罪に巻き込まれる可能性が高い?
近年、学校外活動費(保護者が子供に対して、学習塾などの習い事にかける費用)が増加し通塾する生徒が増加傾向にあります。それと同時に、防犯面でさまざまな課題を抱えている学習塾があるのも実情で、通塾する生徒が不審者や窃盗犯などから危害を加えられてしまうケースも報告されています。また学習塾における個人情報漏洩は、生徒の氏名や住所、電話番号などの特定により、二次的な被害にも及びます。さらに通塾する生徒は成人していない子供が多く、被害にあってしまうことで心身に重大な影響を及ぼすものです。
そのため学習塾では不法侵入や個人情報の漏洩などの犯罪への対策として、防犯強化の重要性がより高まっています。また学習塾は、防犯の必要性を理解し防犯上の課題を解決することで、安心して通える塾を運営する必要があります。
学習塾における防犯対策の必要性とは?
学習塾では、以下の点を守るためにも、早期に対策する必要があります。
・生徒の個人情報
・生徒の身の安全
・生徒同士のトラブル(盗難・喧嘩など)
・講師・先生による犯罪(わいせつ行為・暴力行為)
学習塾における防犯上の課題
学習塾では、主に以下のような防犯上の課題があります。
・出入り口が開放されていることが多く、保護者を装い不審者が塾内へ容易に侵入できてしまうケースが多いこと。
・自習室など講師が生徒の状況を把握できない場合があるため、常に生徒の安全性や生徒同士のトラブルの把握ができないケースが多いこと。
・講師の生徒に対するわいせつ行為・暴行などの犯罪行為を把握することができていないケースが多いこと。
・不審者や犯罪者は夜の暗く人目につかない状況で犯罪を犯しやすく、夜遅くに塾から出る際など付近の安全を確保できないこと。
・個人情報の漏洩は、侵入者だけでなく講師や生徒などから起こるケースがあること。また従業員や講師(特にアルバイトなどの学生講師)が情報漏洩における危険性や重要性を理解できていないこと。
学習塾における防犯対策事例 各防犯機器のメリット
上記でご紹介したように学習塾では、さまざまな防犯上の課題があります。ここでは実際に学習塾で活用されている、防犯機器の設置場所や防犯機器を導入するメリットについてご紹介していきます。
防犯カメラ
設置場所は、出入り口から見て目立つところがおすすめです。
侵入口に目立つように防犯カメラが設置することで、侵入者は犯罪を思いとどまり未然に犯罪を防止でき、犯人の特定にも役に立ちます。
室内防犯カメラ
設置場所は、教室内全体を確認できるところがおすすめです。
教室内にカメラを設置することで、生徒や生徒同士のトラブル(盗難・喧嘩)を把握でき、事実確認の証拠としても活用できます。
人感センサー
設置場所は、侵入口となるところ(防犯カメラとの併用は効果的)がおすすめです。
人感センサーは人の動きなどに対して反応し明かりがつきます。犯罪者は暗く人目のつかない場所を好むので、夜の誰もいない塾での侵入を抑止できます。また防犯カメラと併用して使用することで、防犯カメラでの鮮明な証拠動画を撮影できます。
防犯ステッカー
設置場所は、侵入口となるところ(防犯カメラとの併用が効果的)がおすすめです。
施設に貼り付けるだけで簡易的に行える防犯ステッカーは、威嚇効果や抑止効果があります。
SOS非常ボタン
設置場所は、特に講師の出入りが少なく生徒だけでいることの多い自習教室などがおすすめです。非常時ボタンは侵入者の発見や危険を感じた時にボタンを押すことで瞬時に警備に連絡が行きます。教室内ひとりで学習している生徒は、SOS非常ボタンがあることで安心し勉強に励めます。
学習塾ではまず「防犯カメラ」の導入を検討しよう
上記のように学習塾における防犯対策には、さまざまな種類がありますが、犯人の記録や犯罪の抑止に効果的なのが「防犯カメラ」。
いきなり導入が難しい場合には、防犯ステッカーなど安価なグッズからでも少しずつ対策することが大切です。とはいえ生徒の安全を守るのも学習塾の役目ですので、早期の対応を検討しましょう。また今回ご紹介した防犯対策だけではなく、警備会社やホームセキュリティ会社に相談し、防犯対策するのもおすすめの方法です。