女性が多い美容室やサロンは強盗に狙われやすい?有効な防犯対策をご紹介!
更新日: 2021/06/08
美容室やサロンにおける強盗被害について
美容室やサロンは、金品や備品の強盗被害など、様々な被害やトラブルが多い業種です。実際に美容室やサロンでは金品や備品の強盗以外にも、さまざまなトラブルが報告されています。
また、デリケートな悩みも扱うことが多いため、それを書き込んだ顧客情報の紛失など外部からの侵入には特に注意が必要です。
さらに、美容室やサロンの備品は高額なケースが多い傾向にありますので、その点も強盗犯に狙われやすいポイントです。またいたずらや嫌がらせなどを回避するためにも外部からの侵入には注意しましょう。
美容室やサロンが強盗に狙われやすい理由とは?
美容室やサロンは強盗犯に狙われやすいという特徴があります。その理由としてはガラス張りや開放的な店舗が多く、外部から内部の状況がわかりやすいことが挙げられます。下見をすることが多い強盗や窃盗犯にとって、内部を簡単に確認できる美容室・サロンは好都合です。
実際に内部が手薄の状態であれば、侵入のタイミングを測ったり、レジをはじめ金品がある場所を事前に把握した上で犯行に及ぶことも可能です。
それ以外にも美容室やサロンは、女性の従業員が多いことも強盗犯に狙われやすい理由の一つとして挙げられます。
美容室やサロンの防犯対策について
美容室・サロンで比較的有効なのは、防犯ステッカーや防犯カメラなど外部からすぐにわかる対策です。
下見をすることの多い強盗や窃盗犯は、防犯ステッカーや防犯カメラが設置されている店舗をターゲットから外す傾向にあります。そのためまずは防犯ステッカーや防犯カメラなどの導入を検討しましょう。
美容室やサロンに有効な防犯対策について
防犯ステッカーや防犯カメラは有効な防犯対策ですが、強盗直後の対応は難しいのも実情です。実際に防犯カメラで犯人を特定できたとしても、それは二次的な被害の防止に繋がるだけで、即座に店舗を守ることにはつながりにくいのも事実だからです。
そこで美容室・サロンで有効な防犯対策として挙げられるのが、「SOS非常ボタン」の導入です。SOS非常ボタンは、強盗犯が店内に侵入した際にスタッフがボタンを押すことで、外部の監視センターに通知され、警備員が駆け付けてくれるセキュリティーシステムです。即座に外部とコンタクトを取れるSOS非常ボタンは、防犯対策に有効です。
また必要に応じ110番通報を行い、強盗犯からの被害を最小限に抑えることもできます。
美容室やサロンの営業時間外に有効な防犯対策について
また美容室・サロンの営業時間外に有効な防犯対策が「SOSワイヤレスマグネットセンサー」「SOSパッシブセンサー」の2つ。高額な備品や顧客情報を犯人に奪われないようにするためにも、営業時間外の対策も重要です。
1つ目のSOSワイヤレスマグネットセンサーは、扉や窓の異常な開閉を検知するセンサーです。仮に営業時間外に犯人が侵入しようとし、扉や窓の施錠を破ったとしても、即座に検知し対応可能です。
2つ目のSOSパッシブセンサーは、店内の異常を3次元で検知できるセンサーで、仮に犯人が内部に侵入したとしても即座に検知できます。またそれぞれの機器で異常事態を検知した際には、警備員が駆け付けてくれるので、営業時間外や夜間でも安心です。
一般的な美容室やサロン以外でも防犯対策を
また一括りに美容室やサロンといっても、以下のような種類があります。
・カットやカラーなど髪の毛の手入れをする美容室
・主に男性の髪の毛や髭の手入れをする理髪店
・爪の装飾や手入れをするネイルサロン
・ムダ毛処理をする脱毛サロン
・全身をケアするリラクゼーションサロン
・お顔をケアするフェイシャルサロン
上記でご紹介したように美容室やサロンはさまざまな種類があり、これの事業を営む際には強盗をはじめとする被害に備える必要があります。
実際に一般的な強盗被害をはじめ、夜間や定休日を狙った窃盗被害、レジでのお客様と金銭授受トラブル、備品の窃盗による二次的などさまざまな被害が考えられます。そのため一般的な美容室やサロン以外でも、上記に挙げたような店舗では防犯対策をしておくことが重要です。