保育所でできる防犯対策とは?不審者の侵入を防ぐための方法をご紹介
更新日: 2021/04/01
保育所における防犯対策の必要性
たくさんの小さな子供たちを預かる保育所では、防犯対策が必須です。園児たちの命はもちろん、保育所で管理する金銭や個人情報も、保育所が適切に管理し守る必要があります。不審者からターゲットにされてしまうケースもあり、対策が不十分な保育所では早急な対応が求められます。
また2015年10月に施行された「マイナンバー制度」により、保育所でも「安全管理措置義務」が義務化されています。これに伴い違反してしまった場合には、罰則が与えられるようになっています。この点も保育所が防犯対策を必要とする背景です。
実際に保育所に通う園児たちは、好奇心旺盛な年代の子供たちです。そのため不審者を怖がることなく興味を示してしまったり、ついていったりといったケースも考えられます。
また親御さんが迎えに来る関係で、保育所の出入りが自由になっているケースもあります。それにより不審者は、迎えを装って保育所内に侵入する可能性があります。実際に先生たちも親御さんを装った不審者を見抜くのは難しく、容易に侵入を許してしまうのです。
他にも保育所で働く先生は女性職員が多いことから、不審者と気づかれても力技で回避しやすいことからも、ターゲットにされやすいと言えます。
保育所でできる防犯対策 不審者の侵入を防ぐための方法
保育所でできる防犯対策としては以下が挙げられます。
・防犯カメラの設置
・SOS非常ボタンの設置
・SOSパッシブセンサーの設置
・SOSワイヤレスマグネットセンサーの設置
特に外部からの侵入が自由になっていることの多い保育所において、防犯カメラは有効な防犯対策です。園児たちを見守ることで精一杯になってしまうことも多い先生たちに代わり、保育所の状況を監視してくれます。
不審者が侵入した際などの緊急事態に、異常を監視センターに知らせるSOS非常ボタンも有効。特に女性職員が多い保育所では有効な防犯対策です。
また閉園時などにおける保育所への侵入者を監視するSOSパッシブセンサーも有効。異常時には監視センターに即座に知らせてくれるので、金銭や個人情報を守る際にも役立ちます。
最後が保育所の扉や窓における、異常な開閉を検知するSOSワイヤレスマグネットセンサー。こちらも異常時に監視センターに即座に知らせてくれます。
子供たちの命をはじめ、金銭や個人情報の管理もある保育所では防犯対策が非常に大切です。上記の防犯対策によって、安全な保育所になるように努めましょう。