閉店中の美容室を狙う窃盗犯。未然に窃盗を防ぐ方法とは?
更新日: 2021/02/09
閉店中の美容室は窃盗犯に狙われやすい?
開放感のある大きな窓が設置されていることの多い美容室は、窃盗犯に狙われやすい特徴があります。何故なら大きな窓がついていることにより、閉店中でも店内の様子がわかりやすいからです。また美容室は定休日が火曜日のケースが多く、営業時間もはっきりしていることが多いのも理由の1つです。
よって美容室は窃盗犯にとって狙いやすい条件が揃っています。さらに美容室を狙う窃盗犯は金品だけではなく、シャンプーやトリートメントなどを狙うケースもあります。これらはフリマサイトやオークションで手軽に売りさばくことができ、現金化しやすい傾向にあるためです。他にもドライヤーやヘアアイロンなども要注意です。
他にも美容室には、お客様の名前や住所、連絡先などの顧客情報を保管しているケースもあるでしょう。個人情報が以前にも増して、重要視される昨今においてはこういった情報も厳重に管理しなくてはなりません。
このように美容室は、外装的にも日時的にも扱っている商品的にも狙われやすいといえます。そのため美容室を経営している方にとって、窃盗犯対策は店舗運営に重要なポイントです。
閉店中の美容室に効果的な防犯対策とは
さまざまな要因により窃盗犯に狙われやすい美容室ですが、防犯カメラやSOSパッシブセンサー、SOSワイヤレスマグネットセンサーといった防犯対策を導入することで、犯行の可能性を抑えられます。
防犯カメラは常に窃盗犯を監視できるため、多忙な美容室にも最適。出入り口やレジ付近、貴重品を管理している場所に防犯カメラを設置し、犯行を未然に防ぎましょう。仮に窃盗を許してしまったとして、録画機能があることで二次的な被害を抑えるためにも有効です。
次がSOSパッシブセンサー。これは窓付近の天井に設置し店内を3次元で監視することで、異常な信号を捉えた際には、即座に監視センターに異常を知らせられます。また迅速に警備員が駆けつけてくれる点も安心のポイントです。
最後がSOSワイヤレスマグネットセンサーです。これは窓や扉に設置して店舗の窓や扉の開閉を検知できます。そのため閉店中の美容室にはもちろん、営業中の備品がおいてある倉庫や事務所に設置しても効果を発揮します。特に窃盗犯に狙われやすい傾向にある美容室は、店舗やお客様の情報を守るためにも早期の防犯対策が必要だと考えられます。