盗難だけではない!工場付き事務所がセキュリティ対策をするべき理由とは
更新日: 2021/01/19
工場付き事務所は狙われやすい
工場と同じ敷地内に事務所を構えている会社も多いでしょう。工場付き事務所は空き巣のような侵入犯に狙われやすい特性があります。工場は外部から来る人も多く、敷地内にはさまざまな人が立ち入ります。そのため不審者が紛れ込んでもわかりにくいのです。
また工場は音も大きく、周囲の音がかき消されます。つまり侵入犯が窓ガラスを割ったり、事務所を荒らしても周囲から認識されにくい環境です。敷地内に人がいたとしても、そのような環境下では事務所にも容易に侵入できてしまうかもしれません。
また夜間や休日の人がいない時でも、敷地内に知らない人がいても周囲が不審に思わないため、犯行に及びやすいといえます。このように工場付き事務所は、侵入犯にとって狙いやすい好環境とも言えます。
盗難以外の被害とは?
全国で工場の機械や資材が盗まれる被害が発生しています。特に資材は高い金額で換金できるため狙われやすいものの1つ。また薬品などが盗まれてしまうと、別の犯行に悪用されてしまう可能性も考えられます。そうなると工場も責任を問われる事態となってしまいます。
また貴重品や現金を事務所に保管している場合も要注意。金庫に入れて厳重に保管していたとしても、金庫の鍵が破られたり、金庫ごと盗まれてしまいます。
さらに機密情報や顧客情報の盗難には注意です。外部に漏れてはいけない機密情報や顧客情報が流出したり悪用されることで、会社の社会的信用が損なわれてしまいます。金銭面の被害はもちろんのこと、情報流出により失った信用を取り返すのは難しいでしょう。今後の経営にも影響してしまうため、事務所のセキュリティは万全にしておく必要があります。
工場付き事務所におすすめのセキュリティ対策
狙われやすく、盗まれると被害が大きい工場付き事務所は、万全のセキュリティ対策が求められます。特に事務所に金品や機密・個人情報などが保管されていることも多いため、あらかじめ対策しておかなければなりません。ここでは工場付き事務所におすすめのセキュリティ対策をご紹介します。
SOSパッシブセンサー
夜間や休日は特に侵入されやすい時間。どんなに戸締りをしっかりしていても、ガラス破りやピッキングにより、簡単に侵入されてしまいます。そんな時に役立つのはSOSパッシブセンサーです。窓や出入り口付近の天井に設置することで、異常侵入を素早くキャッチ。監視センターへ信号を発信し、迅速に警備員が駆けつけ安全を確認します。