不審者から子供たちを守るためにセキュリティ対策をしよう
更新日: 2020/09/23
保育所や託児所にもセキュリティが必要な理由
近年共働きが一般化してきたこともあり、保育所や託児所の需要が以前よりも高まっています。保育所や託児所を検討する際には、さまざまな選定のポイントがありますが、一番気になる点は、やはり安全性ではないでしょうか。大切なお子様の命を預ける場所であれば、安全が第一です。そのため保育所や託児所にもセキュリティは必須であり、保護者も着目している観点かと思われます。
多くの子供たちを預ける保育所や託児所では、家族による送り迎えが基本なので、出入り口が開放されているタイミングもあり、その場合、敷地内には比較的容易に足を踏み入れられるかもしれません。
実際にお子様の迎えにくるのは、母親や父親はもちろん、祖父母などのケースもあります。そのため、職員側でもその人を把握しきれていない可能性もあるでしょう。そこで注意が必要なのは、お子様の家族以外の外部者による侵入。近年は物騒な事件も多く、以前にも増して入念なセキュリティが必要といえます。
保育所や託児所で実際に起こった事件
実際に2006年鹿児島県の保育園にて、カッターナイフを所持した男が侵入したことがあります。保育士や子供たちにケガはなかったものの、あわや大惨事でした。また2017年には、大分県で刃物を所持した男が侵入し、女性職員2名と学童保育の児童がケガをしました。
こういった事件は、一歩間違えれば命を落とす可能性もあります。またそうでなくとも、子供たちが、トラウマや後遺症などの精神的な被害を受けることも考えられるでしょう。
例にあげた事件のように堂々と侵入してくることもあれば、気づかれないように死角から侵入されることも考えられます。
子供たちを守るためにセキュリティ対策は必須
女性や子供が多い保育所や託児所を狙う不審者に対し、常に警戒心を持っておく必要があります。とはいえ活発に動き回る子供たちから目を離すのは難しく、セキュリティにまで気が回らないことも多いのではないでしょうか。そんな時にはセキュリティ会社に頼ることも選択肢の一つです。例えば、「SOS非常ボタン」を設置すれば、緊急時にボタンを押すだけで監視センターに異常信号が送信でき、迅速に警備員が駆けつけます。また「SOSパッシブセンサー」は、死角の出入り口や人の出入りが少ない場所からの侵入を素早くキャッチしてくれます。
このように緊急時に即座に外部に知らせられる機能や、常に監視できない出入り口などに万全のセキュリティ対策を施すことで、安心して子供たちを預ける環境が整います。
何かが起こってからでは手遅れですので、早めに万全のセキュリティを検討しましょう。