商店の侵入強盗のうち約8割がコンビニ強盗!深夜にも強い防犯対策
更新日: 2020/09/10
なぜコンビニは狙われやすいのか
24時間営業しているコンビニは市民の強い味方。何かあった時は「コンビニがあるから大丈夫」と思えるので心強いですね。そんなコンビニですが便利な反面、犯罪に巻き込まれる機会が多いのが現状です。コンビニをはじめとする小売店はたくさんありますが、なぜコンビニが強盗の被害に遭いやすいのでしょうか。まずはその理由をみてみましょう。
・24時間営業
・客として誰でも入れる
・レジに現金が置いてある
・深夜の営業時間はスタッフが1人で回している場合がある
・午前2時〜午前5時の人が活動していない時間に狙われやすい
・住宅街に隣接している場合が多く、深夜は特に人目につきにくくなる
・「商品整理」「事務作業」「休憩」などでレジが無人になることもある
一般的には、上記に挙げたような要素が、狙われやすい主な理由であると考えられます。「24時間誰でも行けるお店」というコンビニのメリットは、デメリットにもなり得るということです。特に近年ではコンビニにおける外国人アルバイトやシルバー採用が増えたこともあり、店員をみて侵入する店舗を見定める強盗も少なくないでしょう。
実際強盗が目の前に現れ現金を要求された場合、命を優先して現金を受け渡すことが最善といえます。最悪のケースでは現金を奪われるだけでなく、命を狙われる可能性も。そうなるとまずは強盗に入られない、入られても犯行に及ばせないことが重要です。
深夜にも強いコンビニにおすすめの防犯対策とは
特に厳重に防犯対策をしたいのは、人目や店員が少なくなる深夜です。しかし日中でも人通りが少ない場所にある、人の出入りが少ないコンビニは24時間体制での厳重な防犯対策が必要でしょう。
〇SOS非常ボタン
ほとんどのコンビニは出入り口が正面に一つ。そのため誰が入ってきたかはわかりやすい一方で、逃げ場がないということでもあります。
SOS非常ボタンをレジに置いておくことで、来店した人の様子に異常を感じたり、明らかに怪しい人の場合にはSOS非常ボタンで異常信号を送信。24時間体制の監視センターへと信号が通知され、迅速に警備員が駆けつけます。さらに状況に応じて110番通報にも対応。またSOS非常ボタンは持ち運びが可能なので、レジを離れる際は一緒に持っていくと安心です。