散歩や公園遊びの時間帯は人が少なくなるので危険!保育園の防犯対策を紹介!
更新日: 2020/06/26
保育園で人がいなくなる時間帯には要注意
園児たちの大切な命を預かっている保育園では、貴重品の盗難だけでなく、園児の命を狙った事件も少なくありません。保育士たちの仕事の中には園児の事故防止での安全面の対策に加えて、犯罪に巻き込まれることを防ぐ防犯による安全面も確保することが重要です。
幼稚園よりも長い時間子どもを預ける保育園では、1日のスケジュールの中で散歩に出かける園もあるでしょう。園全体が無人になる訳ではありませんが、大人の数は通常よりも少なくなります。またお散歩の時間は一定している場合が多く、保育園付近を巡回している不審者からすると、そのスケジュールを把握することは容易なことです。そのため、狙いやすい時間帯を把握し、園に侵入などの犯行を実行しやすくなります。
保育士は女性が多く、また園児の年齢が高くなると数十人の園児に対し1〜2人でクラスを抱えている場合が多いため、1人でも不審者に侵入されてしまうと抵抗することが難しいのが実情です。さらに園児たちは、基本的に状況把握ができるほどの年齢ではありません。そのため保育士たちも緊急事態には、さまざまな対応に追われてしまうでしょう。園児を預かる時間が長いからこそ、万全の防犯対策は必須です。これを機に今一度、園内の防犯対策を確認してみましょう。
保育園でおすすめの防犯対策とは
保育園は職業柄女性が多いことに加え、無抵抗な子どもが多いという条件から、不審者に狙われやすい場所であるといえます。そのためスケジュールに散歩を組み込んでいる保育園では、特に人が少なくなる時間帯もあるため、より注意しなければなりません。また保育園に侵入する不審者は、特定の目的がない無差別な犯行に及ぶケースも報告されており、園児が人質にされてしまう危険性も危惧されます。さらに保育園は保護者を装って侵入すること、柵を乗り越えて侵入することも可能なので、比較的容易に犯行に及べる環境です。保育園での事件を防ぐため、ここでは保育園でおすすめの防犯対策をご紹介いたします。
①SOS非常ボタン
不審な気配や物音を感じた際に、ワンプッシュで異常信号を監視センターへ送信します。迅速に警備員が駆けつけ、必要に応じて110番通報もしてくれます。また園児から目が離せない場合でも簡単に異常を伝えられます。さらに自由に持ち運びもできるので、いつでも手が届く出入口やポケットに忍ばせておくことで、緊急時は即座に対処できるでしょう。
②遠隔操作でセキュリティー管理
散歩に出かける際に、うっかり施錠を忘れてきてしまったケースも考えられます。園内に残っている保育士たちも園児から目が離せないため、細かく施錠をチェックするところまで気が回りらないでしょう。そのため遠隔操作でいつでもセキュリティーの開始・解除の操作ができると安心です。遠隔操作が可能なセキュリティー機器を導入することで、いつでもセキュリティー状況をスマートフォンで確認できます。