オートロックのマンションでもホームセキュリティーが必要な理由とは
更新日: 2020/05/20
オートロックのマンションでも要注意!
最近は防犯意識が高まり、オートロックのマンションが増えてきました。特に一人暮らしの女性やお子様がいる家庭では、マンションの物件を探す際にオートロックを条件とする人も多いのではないでしょうか。通常の物件よりも一般的に家賃は高くなりますが、身の安全はお金には変えられません。
オートロックとは「建物への入り口として共用玄関があり、鍵や暗証番号により解除、または住人に内側から解除してもらう施錠」のことを指します。基本的にマンションの住人以外は立ち入ることができないため、外部の不審者や訪問営業をシャットアウトできる点が特徴です。敷地内に無関係の人が立ち入りにくくする防犯対策の一つです。しかし、オートロックだからといって100%安全が保証されているわけではなく、そういった環境の中でも防犯意識をもち、犯罪に備えることが重要です。
例えば、マンションの住人であっても、全ての人と顔見知りではないでしょう。共用玄関で帰宅時に鉢合わせた人が住人であるとは限らず、親切心で一緒に入ったら実は不審者だったケースも考えられます。また非常口や登ることが可能な高さの手すりなどが、共用玄関以外の侵入口となり得るマンションも多いのが実情です。特に侵入に慣れている空き巣であれば、共用玄関以外の可能な侵入口を突破することは比較的容易である場合もあります。このような可能性があるなかで、セキュリティーをオートロックだけに頼るのは要注意です。身の安全を守るためにも、万全のホームセキュリティーが必要です。
オートロックのマンションにおすすめのホームセキュリティーとは
オートロックのマンションは共用の入り口さえ突破してしまえば、ただのマンションになってしまいます。住人を装った侵入や共用玄関以外の侵入経路がある場合、犯罪を考えた侵入者にとってオートロックの突破は比較的容易です。貴重品だけでなく、命を守るためにも入念なセキュリティーを備えておくことが大切です。ここではオートロックのマンションにおすすめのホームセキュリティーをご紹介いたします。
①SOS非常ボタン
緊急時はワンプッシュで監視センターへ異常信号を送信。迅速に警備員が駆けつけ、必要に応じて110番通報もしてくれます。何らかの方法で建物内に侵入してきた不審者が、住人を装って接触してきた際に、身の危険を感じたらSOS非常ボタンで即座に危険を知らせましょう。
②SOSパッシブセンサー
窓付近の天井に設置することで、高性能の赤外線により異常侵入をキャッチ。監視センターへと異常信号が送信され、危険を知らせてくれます。
オートロックがあるとしても、1〜2階の窓は侵入口となりえます。ガラス破りで強行侵入してくる空き巣もいるので、特に低層階の場合は窓付近にもセキュリティー対策をしておくと安心です。