店の構造が似ているチェーン店は狙われやすい?!最適な防犯対策とは
更新日: 2020/04/17
店の構造が似ているチェーン店は犯人の格好の餌食に!?
他店舗展開しているチェーン店では、1店舗で被害が起きると、それに伴い他店舗でも相次いで同じ窃盗の被害を受けるケースが少なくありません。なぜチェーン店は狙われやすいかといえば、その理由は店の構造が似ているためです。その結果、金銭管理や防犯対策の面でも同様の体制を取っているケースが多いのが実情。そのため犯人が次の店舗もターゲットにしやすいといえるのです。
犯人は1店舗目での犯行を成功させることで、金銭の管理方法や防犯対策における抜け道の確認など、犯罪を成功するためのポイントを押さえます。さらに防犯対策が甘い部分、どこから侵入しどこから逃げれば捕まりにくいかなどといった、犯罪パターンを習得します。実際に店の構造や金銭の管理、防犯対策が似ているチェーン店であれば、そのパターンで再度犯行に及んだ場合、新規の店を狙うより成功する確率は上がります。強盗や空き巣を目的とした犯人は、犯行前に入念な下調べをする傾向にあります。チェーン店であればその手間が省け、さらに成功した場合には早急に他のチェーン店を狙うことで、効率よく犯行を行えるため格好の餌食となってしまうのです。
チェーン店に最適な防犯対策とは
飲食店・コンビニ・スーパーなど、チェーン店は数多く存在します。土地が変わっても店の構造や店内の様子にあまり変化がなく、統一感があるのがチェーン店の特徴です。普段店の様子をよく観察しなくても、一定回数訪れるとなんとなくでも店の様子を把握できます。その結果、入念な下見や観察を行う強盗や空き巣であればその特徴や抜け道を即座に把握するでしょう。店に損失を出さないためにも、被害を起こさない・拡大させないためにチェーン店に最適な防犯対策をご紹介します。
SOS非常ボタン
常に人を配置しているレジや厨房、さらには一般客にも手の届く場所に設置することで即座に異常を発信。特にコンビニのように24時間営業で常に人がいる場合には、緊急時にいかに迅速に通報できるかが重要です。そこで、ワンプッシュで迅速に監視センターに異常を送信でき、警備員が駆けつけることのできるSOS非常ボタンは有用です。
SOSパッシブセンサー
犯人が侵入・逃走する出入口には限りがあります。チェーン店であれば、出入口の数や構造も似ているでしょう。そのため侵入されると考えられる場所に設置することで、侵高性能のセンサーが異常侵入をキャッチ。店にいても気配に気づかない、営業時間外や定休日で店に人がいない、どちらの場合にも有用です。SOSパッシブセンサーは、配線不要で簡単に設置できるので、窓や出入口付近の天井に設置することで全エリアを防犯できます。