防犯カメラを設置していないと万引き多発?!万引き対策にもおすすめの店舗のセキュリティー対策
更新日: 2020/01/31
来店型店舗を運営する小売業者にとって万引き犯は最大の敵
飲食料品や衣服、薬品といった生活必需品、またそれに準ずる商品を仕入れて販売する事業者のことを小売業者と言います。また、小売業者は私たちの生活に欠かせない存在です。
その一方で、「万引き倒産」という言葉があるように、小売業にとって万引き犯は事業運営の最大の敵です。なおかつ、来店型店舗は万引き犯の被害を受けやすい事業者でもあります。実際、小売業の中でも来店型店舗を運営している場合、万引き犯に狙われやすい特徴があります。というのも、営業時間中に万引き犯が一般の客を装い来店し、犯行に必要な情報を事前に調べ上げることができるからです。具体的には、狙う商品やその商品の陳列、侵入・撤退のルートの確認、店員の数・配置の確認などが挙げられます。これによって犯人は計画的な犯行が可能になるので、比較的高い確率で万引きが成功できてしまうのです。つまり、比較的容易に犯行に及べてしまうのです。そこで来店型店舗を運営する小売業者が注意すべきことは、事前に犯人に防犯意識の高さを認識させることです。
万引き対策には万引きの抑制効果を狙って防犯カメラを導入する
小売店が防犯意識の高さを認識させ、セキュリティー対策を考える際に、一般的に思い浮かべるのは防犯カメラではないでしょうか。防犯カメラは万引きが起きてしまった際には、直接的に逮捕につながる情報を確保できるので有効なセキュリティー対策です。また、犯人の人相を記録することができるので、二次的な被害を抑止する効果も期待できます。
直接的な効果はもちろんですが、中でも注目したいのが、防犯カメラをはじめとする防犯グッズによる万引きの抑止効果です。お伝えしたように犯人は事前に計画を練るために、一度来店し状況を把握するケースが多い傾向にあります。その際に、防犯カメラをあえて店舗の見えやすい箇所に設置しておくことで、店舗の防犯意識の高さを犯人に認識させることができます。これによって、そもそも犯人はその店舗を狙わなくなる、という万引きの抑制効果を期待することができるのです。
また、そのほかにも「SOS非常ボタン」や「SOSワイヤレスワグネットセンサー」、「SOSパッシブセンサー」といった防犯グッズと連携することでより強固なセキュリティー対策になります。