【侵入の被害は現金以外にもおよぶ】工務店・建設会社や素材置き場に最適な防犯対策
更新日: 2019/12/27
なぜ、工務店や建設会社の素材置き場は狙われるのか
窃盗の被害をイメージすると、その対象は現金を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、現金は足が付きやすいことや防犯対策が進んでいることもあり、他の物品が狙われる事も少なくありません。特に、工務店や建設会社の素材置き場に窃盗犯が侵入し物品を盗む事例は無数に存在しています。というのも、素材置き場は特に夜間は人影も少なく無人になりやすい傾向にあり、犯人にとって狙いやすい恰好のスポットだからです。それに加え、工務店や建設会社は日照時間によって業務が限られるので基本的に労働時間が的確に定まっていることが多く、犯人にとって窃盗に適した時間帯を導き出されやすいという側面もあります。さらに、作業着のように定められた服装があるので容易に変装することができるということも挙げられます。つまり、工務店や建設会社の素材置き場は日常的に危険に晒されている言えます。
それにも関わらず、工務店や建設会社の素材置き場の防犯対策は緩くなりがちなのが実情でしょう。ましてや、トラックをはじめとする高額な機械を有していることも多い工務店や建設会社は厳重な防犯対策が必須な業種の1つであり、一回の窃盗で数百万円規模の被害額に及ぶことも珍しくありません。また、鉄板や銅線、アルミといった鋼材は足が付きにくいので、窃盗に繋がりやすいのです。
工務店や建設会社の素材置き場に最適な防犯対策
工務店や建設会社の素材置き場は窃盗を目論む犯人に狙われやすい、ということをお伝えしました。その中で防犯対策を行う際に重要なポイントは、そもそも素材置き場をターゲットにされないようにしておくことと、犯行に至っても途中で犯人が断念するようなシステムを導入しておくことです。
具体的な方法としては、目に見える箇所に防犯カメラや防犯ブザーを設置しておくことです。それによって、その素材置き場は防犯対策に力を入れていることが、犯人に伝わるのでターゲットにされにくくなります。
それでも、犯人は潜り抜け素材置き場に侵入し犯行に至る可能性もあります。その際に犯人を断念させる方法としては、素材置き場内に侵入者検知のシステムや、それによって検知した犯人に対して威嚇するサイレンを設けることが挙げられます。工務店や建設会社の素材置き場は、防犯対策が疎かになりがちなので改めて対策を練るようにしましょう。