高級店でなくても狙われる!ラーメン屋に必要な防犯対策2選
更新日: 2019/11/08
ラーメン屋にも防犯対策は必要!
ラーメン屋を営んでいるオーナーや経営者は、お店の防犯対策について、どのようにお考えでしょうか。また、対策は進んでいるでしょうか。強盗犯や窃盗犯が狙うのは高級店だけでなく、ラーメン店のような比較的、低価格で規模の小さなお店の方が多い傾向にあります。というのも、ラーメン屋は一般的に高級店と比較しても防犯対策が進んでいないことが多く、低リスクで犯行に及ぶことができるからです。
そもそも、犯人は金銭的な目的で犯行に及ぶわけですが、その際、犯人が重要視することは店内に多額のお金があるということよりは、低リスクで成果が得られるお店であることです。つまり、防犯対策が施されているか否か、が犯人にとって犯行に至るまでの重要なポイントになります。すると、実は犯人にとって高級店よりも低リスクで犯行の及べるラーメン屋こそ、防犯対策が必要になります。
ラーメン屋の防犯対策2選
ここでは、実際にラーメン屋で防犯対策を進める際に、まず導入するべき防犯対策を2種類ご紹介していきます。
①防犯カメラ
防犯カメラは、最も馴染みのある防犯グッズの1つ。犯人の特定はもちろん、お店の防犯意識の高さをアピールすることができるので、犯行を事前に防ぐ効果もあります。スタンダードな防犯対策ですが、はじめに導入しておきたいのが防犯カメラです。
さらに、防犯カメラは防犯以外にも、業務管理の面でも役立ちます。顧客のデータを集めて業務に活かすことは、POSレジをはじめとした機械ですでに行なっているかもしれません。しかし、それらをはじめとする文字や数字よりも映像から得られる情報は多く、カメラによって映像として顧客を確認することで、メニューの改善や価格帯、営業時間など、より店舗経営に活かすことも可能になります。
②SOS非常ボタン
窃盗犯の対策に効果的なのがSOS非常ボタン。犯人が犯行に至るのは、店内に従業員がいない時だけではありませんので、営業中の対策も必要になります。
SOS非常ボタンを導入することで強盗犯や不審者が侵入した際にボタンを押すことで、すぐさま監視センターや警備会社に通報することができます。また、防犯グッズによって守るのはお金だけではありません。お店の大切な資源である従業員の安全も含めてオーナーや経営者は守る必要があるのです。その点からも、防犯対策は必須だといえます。